本日をもって半年間の育休が終了します。おつかれさまでした。
もう男性が育休をとるのも珍しくはなくなってきたと思うのですが、それでも半年取りますというとちょっと驚かれることがありました。どういう感じだったかを記録に残しておこうと思います。一般的によく言われることも多いですが、そうだな〜と思ったことをそのまま書いています。
# 良かったところ
## 産後の妻に休んでもらいながら全家事を一手に引き受けやすい
短くても1ヶ月は取ったらいいと思うのがこれです。産後の母体は1ヶ月くらいは交通事故にあったみたいな感じだと思ってよく、とにかく寝ててくださいとなります。母乳育児の場合は授乳だけはやってもらわないといけないのですが(特に深夜とかが大変ポイント)、全家事および多くの育児部分を引き受けるにあたって、仕事をしない状態だととてもやりやすいです。やりました。
また、前述の通り3時間おきの授乳またはミルクの体制はワンオペだとかなりきついタイプのオペレーションなので、できる限り複数人でやれると良いなと思いました。
## 新生児期の目が離せない時期を複数人で分担できる
乳児は乳幼児突然死症候群(SIDS)の可能性があり(MSDマニュアルによると「生後2カ月目~4カ月目の乳児に最もよく起こります」)、それがなくとも、ひとりで見ているととにかく心身が疲弊するので、複数人で分担した方が良いと感じました。
あと、今日はひとりが子とお留守番して、もうひとりは羽を伸ばす、ということが可能になります。この辺はもちろん親戚や両親などが頼れれば似たようなことができますが、よりフレキシブルにできて便利です。僕も育児しつつサウナに行ったり、夜にVRChatしたりしていました。
## 他のことをする余裕ができる
この辺は、子がどのくらい泣くかとか、夜寝るかとかに依存するので、一概には言えませんが、我が家の子はいまのところほぼ夜寝ないみたいなことがなく、かなり穏やかなので、2人で育児をしていると結構ほかのこともできます。妻は資格の勉強をしたりしていましたし、僕は以前書いた通り、病気療養中の母のケアをし、亡くなったあとの葬儀や相続関係などのこともする余裕がありました。
## 離乳食スタートあたりまで並走できる
これは半年のメリットですが、だいたい5ヶ月くらいで離乳食スタートにあたって、並走できるのは結構大きいです。アレルギーが出た場合の対応とか(幸い今のところ出ていませんが)、それがなくても、首が座って表情豊かになって離乳食を食べる、というところまでつぶさに見て並走していけるのは、かなりメリットだと思いました。このあとの成長も見たいよう!
## 気持ちに余裕ができる
前半3ヶ月は結構あっという間に過ぎたので、半年にしておいて良かった!と思いました。
# 良くなかったところ
## 特にない
ない。
# 気をつけるポイント
## お金
一番不安が大きいのはここだと思います。知らない人も結構いますが、育児休業給付金という制度があるので、完全に収入ゼロにはならないです(もちろん上限はある)。ただ、振込までタイムラグがあるので、蓄えがないといきなり大変だったりはします。半年をすぎると減ってくるので、半年というのはちょうどいいポイントかなと思います。1年とった人の話とかもたまに出てくるので、その辺りはご検討ください。
あと、社会保険関係は免除されるのですが、住民税だけはしっかりとられる上に、ある程度まとまった形で納付する必要があるので、悲しい気持ちになります。
# 感想
取って良かった!!!!!!!!!!!! ありがとうございました!!!!!!!!!!!!
子は世界一かわいいし、妻と家族3人でたくさん楽しく過ごせたし、成長を日々間近で見られたし、おすすめです。人によって取れる取れない、期間の違いなどあると思いますが、僕にとっては最高の経験になりました。引き続き育児していきます。
子〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!