祝・町田洋さん第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で新人賞受賞!

第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で、町田洋さんの「夏休みの町」が新人賞を受賞しました。おめでとうございます。

http://j-mediaarts.jp/awards/new_face_award?locale=ja&section_id=4

大賞が「ジョジョリオン」、優秀賞に「昭和元禄落語心中」「それでも町は廻っている」「ちいさこべえ」「ひきだしにテラリウム」、そして他の新人賞に「アリスと蔵六」「塩素の味」と、この錚々たる面々に並んで、突如として姿を現したこの脅威の新人が選ばれているという事実に、感動を覚えます。

受賞作「夏休みの町」は、Webコミックサイト「電脳マヴォ」で公開された短編です。とても美しく、そして穏やかな夏休みの町の情景は、僕らの心を掻き乱します。あまりにも素晴らしい作品ですので、まだ読んでないという人がいるのであれば今すぐ読むべきだと断言できます。

http://mavo.takekuma.jp/title.php?title=32
http://mavo.takekuma.jp/ipviewer2.php?id=286

電脳マヴォで公開されている他の2作も本当に素晴らしいのでぜひ読みましょう(特に「青いサイダー」は今年Web上で発表されたあらゆるマンガ作品の中でもベストです)。

電脳マヴォ:町田洋 夜とコンクリート/町田洋
http://mavo.takekuma.jp/ipviewer2.php?id=274

祥伝社から、なんといきなり描き下ろしという形で発売されたデビュー作『惑星9の休日』も大変良いので買いましょう。本エントリー執筆時点でKindle版がセール中、250円です。

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饒舌な静寂。町田洋『惑星9の休日』 - From The Inside
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いやはや、それにしてもめでたい。この才能がもっともっと多くの人に届くことを望みます。電脳マヴォの方、そろそろ新作が読みたいですぜ!