TAICOCLUB'14に行ってきました

日本野外フェス界最強フェスの1つ(かどうかは知りませんが)TAICOCLUBに行ってきました。初タイコ。

TAICOCLUB'14 | Official Web Site

11時過ぎに現地入り。テントを設営して、ビールを飲んだりご飯を食べたりしながら、しばしまったり。

17時ごろ: Moodman を聴きつつ Lightning Bolt 待機。噂通り、ステージ上じゃなくて、客のいるフロア側にセッティングされるドラムとベース。突如として鳴り出す轟音ノイズ。客が取り囲んでほとんど見えないけど演奏は続く。すごいバンドだ……。途中一度だけ演奏が止まって「これ以上はやばいから一歩だけ下がって!」というスタッフからの指示が飛んだ。そりゃそうだ。

19時ごろ:お客さんいっぱーいのくるりをぼーっと見る。「WORLD'S END SUPERNOVA」とか「ばらの花」とか懐かしいなーと思いながらゆるゆると。かき氷などを食す。

20時ごろ:高橋幸宏&METAFIVE! 小山田圭吾に砂原良徳にTOWA TEIにゴンドウトモヒコにLEO今井! 頭おかしい! Cue だの Ballet だの Radio だの Turn Turn だのでもう大変。堪能しました。バンドっぽい曲になるとやることがなくなって袖に引っ込むTEIさんが面白かった。6人が着てたTシャツかっこ良かったので売ってほしい。

21時ごろ:METAFIVE終了後、野外音楽堂にダッシュして Gary Beck ラスト30分に突っ込む。WIRE12以来! 着いてすぐ「Algoreal」が鳴り響いて発狂。相変わらず重くて硬くて最高。このころにはすっかり夜も更けて、満天の星空の下で Gary Beck のハードなテクノというのはかなり来るものがありました。

22時ごろ:なんか休んだりしてた気がする。周りが寝始めたし寒くなってきたのでセーターを着込んで林の中で瞑想。

23時40分:S D P ! ということでスチャダラパー。ザ・コストパフォーマンスを引き連れてのバンド形式。相変わらずロボ宙もいた。「Shadows Of The Empire」とか「From 喜怒哀楽」とか。ラストは日が変わって6月になったので衣替え=夏=「サマージャム」。

0時40分:そのまま石野卓球。Radio Slave「Don't Stop No Sleep」でスタートして、まーノリノリの野外仕立てで卓球先生感満載。途中 Mad Pierrot ネタの Funkineven「Ym2」もかけてた気がする。YMOトリビュート!(METAFIVEの方にはまりんがいたわけだし、ほんとどうなってるんだ)

2時ごろ:Jon Hopkins を少し聴いた後、テントで休息。遠くから Tim Hecker が聴こえるという贅沢なシチュエーション。その後 James Holden もだらっと見る。このころは結構寒い。

4時40分:DBX が Daniel Bell 名義でライブするっていうんだから見逃すわけにはいかない! ということで Daniel Bell でした。なんか…………なんか、なんなの? なんなのあの人? ステージに堂々と立って、目の前にはマイクスタンド、両脇にコントローラー、卓は後ろ、でボイスにエフェクトかけて変な声でつぶやいては、延々、超ミニマル! しかもキックが太い太い。シンプルを突き詰めた結果こうなりましたというスゴ味を感じる。そして日の出。ミニマル・テクノでご来光。おはようございます!

6時ごろ:そのまま The Black Dog の頭を少し見て「ふえぇもうすっかり Plaid の2人とやってたころとは違ってハードなテクノだよぅ」という気持ちになった後、限界を悟ってテントへ。少し休憩。すでに朝。

8時ごろ:RONDENION’s Ragrange Symphony の終わりを少し見てへーかっこいいと思いながら Akufen へ。いきなり Audio Werner とかかけてて、完全にディープ・ハウス路線のDJ。朝っぱらからカットアップやっても仕方ないし、最近はこんな感じなのかしら。ということで完全無欠にかっこいい。ただ暑い。もうすっかり朝。しばし踊って退散。

10時ごろ:テントを片付けて、最後に Nick The Record 兄貴を木陰からゆらゆらと楽しむ。ありがとうございました。

楽しかったです!

TAICO後

駒ヶ根へ。「丸富」で蕎麦を食した後(美味!)、温泉宿「二人静」に宿泊。川の音が聞こえるグッドシチュエーションでした。入浴&痛飲&就寝。

丸富 (まるとみ) - 小町屋/そば | 食べログ
山野草の宿二人静 ~ 南信州駒ヶ根高原・早太郎温泉郷

翌日は駒ヶ岳ロープウェイに乗って千畳敷カールへ。雪!

http://www.chuo-alps.com/ropeway/
千畳敷カール|信州駒ヶ根ガイド|一般社団法人駒ヶ根観光協会オフィシャルサイト

お疲れさまでした。

おまけ

Gary Beck & The Black Dog

Gary Beck と The Black Dog は<Soma>のレーベルメイト。

ロボ宙 & ANI

会場に向かう途中、まったく同じ場所でまったく同じ写真を撮った。

ロボ宙 & His Friends

仲良い。