相変わらず飽きもせず音楽ファイルを購入し続けています。音楽を聴きましょう。
New Order - Music Complete
本当に出た!!!!!!!!!!!!!!
永遠のアンセム「Blue Monday」を生み出し世界の音楽を塗り替えた New Order の、実に10年半ぶりのオリジナルアルバム『Music Complete』が ＜Mute＞ からリリース。残念ながらここにはもうフッキーはいませんが、ケミカル・ブラザーズのトム・ローランズが2曲プロデュース＆1曲競作、さらにイギー・ポップも参加と、大変豪華なことになっています。
先行シングル「Restless」はアコースティックでストレートな哀愁漂うニュー・オーダー節ロックなのですが、アルバムは全体的にエレクトロニック寄りで、時にイタロ・ディスコっぽさすら漂います。先行ティザーPVで使われていた、トム・ローランズがプロデュースした2曲目「Singularity」がめちゃくちゃ素晴らしい！ 後世のエレクトロニック・ミュージック視点によるニュー・オーダーの正しい解釈という感じで「分かってる！」という気持ちになれます。
その一方で、王道ギターロックという感じの7曲目「Academic」がまた泣けるんです（こちらもティザーPVの2個目で使われていましたね）。
アルバムのラストが無駄に明るくアホっぽく終わるところも含めて、なんというかこれまでのニュー・オーダーを消化し切って良い部分だけ残しつつ先に進んだ感じがします。つまり、カッコいいってことですよ！
このあとは Restless のリミックス盤が控えています。リミキサーはなんと Agoria に Andrew Weatherall という完璧な布陣。分かってる！
Nuage - Neida
ロシアのアーティスト Nuage のアルバムがドイツ ＜Project Mooncircle＞ からリリース。
浮遊感あふれるアンビエント・ベース。とにかく全曲、最高に良い。シンセの使い方とボイスサンプルの配置が職人芸。寒くなる季節にバッチリ合いますね。
Gajek - Plaid & Alva Noto Remixes
Gajek の昨年のデビューアルバムから、なんと Plaid と Alva Noto によるリミックスシングルがリリース（もちろん Modeselektor の ＜Monkeytown＞ から）。
とにかく Plaid のリミックスが Plaid 節満載のダウンテンポで感無量。ライヒっぽいオリジナルの音を生かしつつ、ぐっとBPMを落として良い仕事をしてくれています。
Isolée - Floripa
レーベル買い余裕でしたの信頼と実績の ＜Pampa＞ から、ジャーマン・テックハウスの Isolée の新譜。
前回の「Allowance」も至高の出来でしたが、今回もA面B面ともに良すぎます。「Floripa」はじっくり広がっていく渋いテックハウス構成、一方の「Favouride」は浮遊系シンセで霧の漂う深い森の中とかが似合いそうなトリッピーぶり。
![Floripa Ep [Analog]](https://m.media-amazon.com/images/I/51ge+85v6QL._SL500_.jpg "Floripa Ep [Analog]")
Pittsburgh Track Authority - Your Situation
アメリカ・ピッツバーグのジャズ・エレクトリック・ハウス・トリオ Pittsburgh Track Authority のニューEP。完全にジャズ。ハイテックソウル！
ポコポコ言ってる音と高らかなシンセ・キーボードのメロディーがたまんないですね。3曲目とかフュージョンっぽい。ジャケもカッコいいです。
Fjaak - Gewerbe 15 / Rush
クローズがアナウンスされている Modeselektor の ＜50weapons＞ から、おなじみドイツの3人組 Fjaak のリリース。
説明不要のド直球フロア対応テクノ。以上。キック一発で死ぬ。大音量で聴こう！
