今年の良かった音楽です。リリース日順。
Best Albums
The xx - I See You
1曲目 "Dangerous" が最高。今まで以上にメランコリックになった感じ。勝手に New Order の正当後継者だと思っています。
水曜日のカンパネラ - SUPERMAN
1曲目 "アラジン" と、7曲目 "オードリー" が最高。音作りがすごい。歌詞もすごい。
電気グルーヴ - TROPICAL LOVE
3曲目 "顔変わっちゃってる。" と、4曲目 "プエルトリコのひとりっ子" と、5曲目 "柿の木坂" と、7曲目 "ユーフォリック" が最高。電気グルーヴ最高傑作。
Fred und Luna - Im Klanggarten
8曲目 "Die Frau kommt" が最高。最新型ジャーマン・クラウトロック。
Jukka Eskola Soul Trio - Jukka Eskola Soul Trio
1曲目 "Martha's New Moment" が最高。フィンランド・コンテンポラリー・ジャズ・トランペット。
牛尾憲輔 - 映画『聲の形』original soundtrack 2 inner silence
アルバム全体でひとつの作品。映画『聲の形』Blu-ray音声特典として収録された「声も環境音もなく絵と牛尾ドローンサウンドだけで構成される inner silence ver.」のサウンドトラック版(CDはポニーキャニオン公式通販の初回限定特典)。
立川極音上映での inner silence ver. 上映会は一生の記憶に残る体験でした。
Bicep - Bicep
1曲目 "Orca" と、5曲目 "Ayaya" と、12曲目 "Aura" が最高。ブログで始まって Ninja Tune からのデビューに至るというシンデレラストーリー。
Kamasi Washington - Harmony of Difference
2曲目 "Humility" が最高。現代LAジャズシーンの至宝。
Kiasmos - Blurred
1曲目 "Shed" と、2曲目 "Blurred" が最高。アイスランド・ポストクラシカル・エレクトロニック最新系。
Kelela - Take Me Apart
1曲目 "Frontline" と、3曲目 "Take Me Apart" と、7曲目 "LMK" が最高。現代最高峰の天才 R&B シンガーの、あの Warp からのデビューアルバム。
細野晴臣 - Vu Jà Dé
1枚目の1曲目 "Tutti Frutti" と、2曲目 "Ain't Nobody Here But Us Chickens" と、2枚目の1曲目 "洲崎パラダイス" が最高。あの「Eテレ 2355」のオープニングトラックも入ってます。日本音楽界の現人神。
Sly5thAve - The Invisible Man: An Orchestral Tribute To Dr.Dre
1曲目 "Shiznit feat. Jesse Fischer" と、11曲目 "Curtis feat. Patrick Bailey" と、20曲目 "Let Me Ride feat. Jimetta Rose (Radio Edit)" が最高。Prince のラストアルバムにも参加していたジャズマン Sylvester Onyejiaka による、ヒップホップの生ける伝説 Dr.Dre へのトリビュート。
石野卓球 - ACID TEKNO DISKO BEATz
1曲目 "BambuDo" と、8曲目 "RydeOn/雷曇" と、9曲目 "Nicole_Nicole" が最高。霞の向こうで踊り狂うメロディアスなアシッド百鬼夜行。
Best Singles/EPs
Michael Mayer & Joe Goddard - For You (DJ Koze Remixes)
特に3曲目 "DJ Koze Mbira Remix Full Version" が良い。Koze 節。
Fatima Yamaha - Araya
2004年の "What's A Girl To Do" が一昨年「再発見」されブレイクした Fatima Yamaha の新曲。とにかくメロディーがかっこいい。
Quazar - The Nightshift EP
オランダ・テクノシーンのレジェンド、近年ちょこちょこ活動していましたが、新曲のこれは特に良かった。強い。
Laurent Garnier - Speicher 95: Tribute EP
フランスのレジェンドの Kompakt からの新曲。テクノの真髄が心で理解できるパワフルなトラック。
神聖かまってちゃん - 夕暮れの鳥/光の言葉
アニメ『進撃の巨人』2期のオープニングトラックである1曲目 "夕暮れの鳥" が白眉。
Marquis Hawkes - The Basement Is Burning
力強いビート、グルーヴィーなベースライン、エモーショナルなエレクトリックピアノ、泣きメロのシンセ、完璧なブレイク。ダンスフロアに必要なすべてがそろっている。
DJ Bone - LF RMX 01
ファキ廉太郎こと Len Faki のリミックスシリーズ第1弾。すごくテクノ。ど真ん中テクノ。
Nina Kraviz - Pochuvstvui
ロシアン・テクノDJ氏のアンニュイ・ボイスサンプルが延々続くヒプノティック・ミニマル。
Detroit Swindle - Can't Hold It EP
アムステルダムのハウスデュオによるとってもファンキーなデトロイト・ハウス。
The People In Fog - Last Song
DJ Sodeyama の別名義による、ピアノサウンドが美しい退廃的テックハウス。
Vince Watson - Melodika
イギリス・グラスゴー出身のデトロイト・フォロワー……という説明ももはや意味をなさないベテラン職人プロデューサー Vince Watson の新曲はタイトル通りのお得意メロディック・テクノ! 素晴らしい!